STORY 01
溶融亜鉛めっきの起源
溶融亜鉛めっきは1742年フランスの科学者P.J.Malouinが発明したといわれ、実際の操業は19世紀中期にフランス及びイギリスで始められました。
日本においては1906年、官営八幡製鉄所で切り板の鍍金が行われたのが最初と言われています。
日本でもほぼ100年の歴史がある防錆法です。ただし当時は技術を暖簾分けするような形で引き継がれていったため、技術的な進歩が少なく、またこうした技術が世に出ることも少ないのが現状でした。
生産量も月産200~300t程度の規模で加熱方法も石炭が主流でした。