溶融亜鉛めっきとは

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■ 溶融亜鉛めっきとは

■ 溶融亜鉛めっきは、鋼材を、溶かした亜鉛に浸し、表面に亜鉛の皮膜を作る技術です。
亜鉛めっきを施した鋼材は、錆びや腐食が発生しません。そして、塗装や電気めっき等とは異なり、亜鉛と鉄との間にできた「合金層により、亜鉛と鉄が強く結合しているため、長い年月を経てもめっきが剥がれることがありません。
溶融亜鉛めっきには、「保護皮膜作用」と「犠牲防食作用」という2つの大きな特徴があります。
保護皮膜作用とは
さびを防ぐ「保護皮膜作用」は、亜鉛めっきの表面にできる亜鉛の酸化皮膜が、空気や水を通しにくい安定した性質を持っているため、さびにくくする作用です。
犠牲防食作用とは
腐食を防ぐ「犠牲防食作用」は、亜鉛めっきに、万一、キズが発生し、素地の鉄が露出したとしても、キズの周囲の亜鉛が「鉄より先に溶け出して」電気化学的に保護するため、鉄を腐食させない作用です。
密着性に優れています
溶融亜鉛めっきは、鉄鋼素地と亜鉛の合金反応によって密着していますので、通常の取扱いでは衝撃・摩擦により剥離することがありません。
η 層これは溶融亜鉛めっき浴から鋼材を引き上げる時に付着してくるもので結晶は純亜鉛と同じ六方晶で、延展性に富んでいます。
ζ 層皮膜の中では最も顕著な組織であり、結晶は単結晶系で、柱状組織を呈します。
δ1 層緻密な組織を持ち、靭性延性に富んでいる。結晶は複雑な六方晶系でFeZn7という化合物です。
Γ 層鉄素地に接した層で普通非常に薄いものである。結晶は立方晶系で、Fe3Zn10という化合物です。
経済性に優れためっき処理方法です
溶融亜鉛めっきは、長期間にわたって防食効果を発揮いたしますので、特殊な場合を除き補修作業は不要です。したがって他の方法よりも経済的です。
(例1)鉛系さび止め塗装2層、フェノール系M10塗装1層、塩化ゴム系塗装2層
(例2)鉛系さび止め塗装1層、フタル酸樹脂塗装2層
(例3)ジンクリッチプライマー1層、エポキシ樹脂塗装2層、ウレタン樹脂塗装2層
隅々まで均一にめっき加工できます
パイプ内面やタンクの内面等、中空体の目に見えない部分、手の届かない部分まで均一にめっき処理を施すことが可能です。